全日本チェス選手権2023 3日目

全日本チェス選手権2023 3日目

みなさまお久しぶりです。コロナ禍に参加を取りやめていた全日本チェス選手権に4年ぶりに参加しております。昨年のシニア選手権から活動再開しておりましたが、ブランクが長いのは否めず、今回もぶっつけ本番のような感じで、浦島太郎状態となっております。

ご存じの通り、3月13日からマスクの着用が緩和され、町中の人もかなりの割合でノーマスクとなっており、大会のコロナ対策要綱も変更されましたので、マスクを着用していない人もちらほらおいでになります。本来はそれがあるべき姿なので、いい傾向と思っていますが、職業柄もあって、まだ慣れておりません。

さて、まず上位争いから見てみましょうか。ちなみにこちらのリンクから対局成績や組み合わせが確認できます。

IM Nanjo選手が一歩抜け出しています。これまで全勝!強いですね。ただ、明日のTu選手との対戦を含めて3試合ありますので、まだわかりません。4.5ポイントまで錚々たるメンバーが並びます。個人的に活躍を期待しているOkabe選手やYonemitsu選手はその下の4ポイントグループですが、上位からポイントを取って、立派な戦いぶりです。

さて、自分は、なかなかポイントが取れずにもがいておりますが、なんとか3ポイント。6R、Nakamura Tomoki選手との対戦、引き分けでしたが、面白いポーンエンディングでしたので、局面を紹介します。白が44手目にKg5と指したところです。私が黒番でしたが、秒読みでしたので、負けると思ってすごく焦っておりました。最初考えていたf6??だとKg6でhポーンの昇格が止まらず、かつ先にチェックされてしまうので、負けてしまいますが…。

44. … f5[先にKe6でもOK]  45. h5 Ke6!  46. h6 Kf7 となり、ドローとなりました。
白がhポーンの昇格にこだわると、両方にクイーンができたときに黒の方がワンポーン多いので、相手はf5を取って確実にドローの筋の方を選びました。こういうのは時間切迫していると間違えがちで、とても悔しい思いをするので、ドローが拾えてよかったです⁉

今日から別室でゴールデンオープンも始まりました。観戦はできておりませんが、全日本と合わせると130人近くが集まる大イベントとなりました。あと2日間、熱戦を期待しましょう!

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