チェスの電子書籍アプリ、Forward Chess

チェスの電子書籍アプリ、Forward Chess

チェスの電子書籍のアプリを見つけたので、今回はそれについてレビューします。

チェスの本は重いし、かさばる

私も長年チェスをやっていますので、何十冊かのチェスの本を所持していますが、結構場所を取りますよね!普遍的に価値のある本もありますが、オープニングなどは日進月歩で、すっと昔の本に書いてあることは、ちょっと怪しいものもあります。ECO(エンサイクロペディア)やBCO(Batsuford Chess Opening)などの本はさすがに古いですし、Chessbaseがありますので捨てましたが、本棚の肥やしになっているものもあります。大会の前などにパパッと読みたいときや持ち歩くときに、紙の本だと不便なことがあります。

電子書籍といえば、Kindleが定番

以前の記事で紹介はしましたが、やはり電子書籍の定番はKindleですよね。

なんといってもAmazonなので、大半の書籍を取り扱っていますし、古めの本だと結構セール価格で出るので、ペーパーバックを買うよりも安く上がることが多いのがとてもいいところです。時々レイアウトがおかしかったり、目的のページを探すのが面倒なことがありますが、大きなデメリットではないように思います。

Kindleで読めない本が多い、Forward Chess

今回はこの本を読みたかったので、Forward Chessというアプリを試してみました。

著者のParimarjan Negiは下記の記事が非常に詳しいのですが、インド出身のGMで、強豪e4プレーヤーの一人です。残念ながら第一線からは引退してしまったようですけどね。

Grandmaster Repertorieシリーズは昔カロカンの本(これは残念ながらアプリでは読めないようです)を買ったりしましたけど、比較的コンパクトにまとまっており、紙面も読みやすくて、個人的には好みなのですが、残念ながらKindle版は発売しない方針のようで、電子書籍ということになるとこれを利用せざるを得ません。

Forward Chessのホームページは下記のとおりですが、Windows、Mac、Android、iOSと一通りのプラットフォームに対応しているようです。ちなみに今回はiOS版しか試していませんが、アカウントを持っていれば、複数の機器で読むことはできるようです。

Forward ChessのラインナップはこのGrandmaster Repertorieの一部を含めたQuality Chess社のものや、Chess Stars、New In Chess、Chess Informant社などKindleで読めないものが多数含まれています。Chess Informant(チェス新報)は50年以上続く権威ある雑誌で年3回発行されていますが、こちらも読むことができるようです。昔は、上達のためにチェス新報かNIC Yearbookのどちらかを読むのが必須とか言われたこともありましたね。

実際はこんな感じ

こんな感じで、画面は結構シンプルです。書籍を購入する前に、アカウントを作成する必要がありますが、支払いはアプリの課金の形で行えますので、支払い情報を入力する必要はありません。ある意味、安心な仕組みかもしれません。

書籍を選ぶ画面はこんな感じです。Chess Informantは3000円となっていますね。公式ページのダウンロード販売の価格が29.99ドルになっていますので、少し安いくらいでしょうか。ほかの本も多少安いという程度で、全体にちょっと割高感があるかもしれません。

ちなみに私の購入した1.e4 vs the Sicilian IIIをはじめとした3冊はどれも2400円でした。amazonの販売価格よりは500円ほど安いですね。

画面はiphoneで見ているものなので、やや画面が小さく読みにくいですが、タブレットで読むともう少し大きくなり、読みやすくなります。文中の棋譜をクリックすると上の局面図に反映され、実際に局面図を動かしながら読み進めることができます。実際にチェス盤を出さずにすみますので、ブラインドが苦手な私にはとてもありがたい機能です。

ちょっと心配な点としては、スマホやタブレットのアプリなので、制作会社が潰れたり、OSがアップグレードした際などにきちんとサポートがなされるかという点ですが、そういうことを言い出すときりがありませんから、ご興味があれば試してみてください。

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