さて、今日はこのお題です。「ビショップ+ナイト+キングでチェックメイトする方法」 国内レーティング2100前後でうろうろしている私ですが、恥ずかしながら、未だに実戦で「ビショップ+ナイト+キングでチェックメイト」という状況になったことがなく(チェックメイトされたこともなし)、公式戦でそうなったらどうしよう、と思っていま...
チェス入門
Category
自分は、数年前からIM小島慎也くんにチェスの手ほどきを受けています。この年齢ですし、今からどうのこうのはありませんけど、自分が学生の時に、周囲にチェスの戦略など理屈を教えてくれる人は皆無でした。というか日本に一人もいなかったかもしれません。また、人の試合を並べるというのも苦手だったので、問題集を説くことで、勉強した気に...
さて、百傑戦も終わって、ぼーっとしていたところですけど、今日、ヤフーニュースを見ていたら、気になる記事が。 必然的な手筋で勝っていたのに、投了してしまったのですから、悔しさ倍増ですよね。でも、数手先の勝ちが見えていないということは珍しいことではなく、むしろ、毎試合ごとに起こるようなことです。勝ち筋を読めていないのですか...
ChessBaseは言わずと知れた、チェスのデーターベースソフトで、クラブプレイヤーともなれば必須のものと言えます。今では、オンラインでゲームを無料で見れるデーターベースもありますけど、自分の棋譜の整理なども含めて、もっておいて損はないソフトです。 どこからChessBaseを入手するか 日本の小売店やアマゾンなどでは...
大会に参加して、ペアリングのソフトの話題が出ていたのもあり、今回は「スイス式トーナメント」について概要を書こうと思います。ちなみに私は、JCA、FIDEともに正式の審判資格などは持っておりませんし、熟知しているわけではないので、間違いがあってもご容赦ください。 チェスに限らずですが、1対1で対戦するゲームで、ある程度の...
仕事が忙しく、更新できない日々が続きましたが、久しぶりにチェス用語シリーズです。今回はかなり初歩的ですが、テクニックとして重要なものを解説します。 ツークツワンク(zugzwang)と言う言葉ですが、ドイツ語で「差し迫った状況」「動きの強制」と言った意味があります。 チェスの場合、「相手が何を指しても形勢が悪化する状況...
今回は、今更聞けないシリーズではなく、エンドゲームの参考書を少し紹介しようと思います。 将棋とチェスが一番違うところを挙げるとしたら、やはりエンドゲーム、終盤だと思います。将棋の解説などでも終盤という言い方はすると思いますが、将棋で言う終盤は、相手の王様への直接的な攻撃、つまり寄せですが、チェスの終盤は、「ポーンをいか...
先日はフィリドールポジションについて書きました。そうしたら、もう一つ言及しないといけないものがありまして、今日のお題は「ルセナポジション」といたします。 これもルークエンディングでは重要な話で、これも前回同様、K+R+P対K+Rのエンディングですが、今回は、ポーンを持っている側が原則勝てるポジションです。 具体的には以...
さて、今日は第3弾でフィリドールポジション(Philidor's position)のお話です。今回は終盤の話になりますが、これは非常に大事なテクニックで、中級者でも、このことをきちんと理解できていない人もいますので、知っておくと非常に有益です。 ちなみにPhilidorは1700年代の有名なチェスプレイヤーでもあり音...
さて、今更聞けないチェス用語第2弾、今日はグッドビショップとバッドビショップについて説明します。 ビショップは、斜め4方向に動ける駒で、開始時はそれぞれの陣営に2個ずつあります。ナイトとビショップはほぼ同じ価値があるとされ、マイナーピースと表現されることもあります。 ビショップの大きな特徴は、機動力があるが、行けないマ...