日本で唯一の常設（といってもあいてるのは週末のみですが…）のチェスサロンである池上のチェスセンターが閉店することになりました。

私たちが知ったのは数日前で、1月28日に閉店となるということで、急でしたが、理由はよくわかりません。

土日のみのオープンで、数人程度が来訪するサロンを維持するのは明らかに赤字かと思いますので、経営上の理由が大きそうですが、正直、JCAの年会費の還元のひとつとしてチェスセンターがあるものと考えていたので、突然の閉鎖については、いろいろご意見のある人も多そうです。

私がチェスを始めたときは、渋谷のセンター街の囲碁サロンにチェスセンターが併設されていたのですけど、移転したといえ、ずっと存在してきたチェスセンターがなくなるのは残念でしょうがないです。

お子さん向けの教室などが今後どうなるのかわかりませんが、チェスを普及する場を確保するのは、協会に求められる最低限の義務ではないかと思うのです。

会長代行がご高齢のためもあるのでしょうが、大会運営などについても、最近は現場で歯車がかみ合わないことが多く、組織に求心力がなくなっていることは否めないでしょう。少ないながら、それなりの数の会員はいるのですから、今回のことについても、事前に告知して討議できるように組織を変えていかないといけないと思います。例えばチェスセンターのことも、どなたかが形を変えて引き継ぎたいというかもしれないのですし。