Kindleでチェスの本を買った場合
今日のお題は「Amazonで購入できる電子書籍Kindleでチェスの本を読む」です。
チェスの書籍については、いままで数冊話題にしてきました。現在では、洋書もAmazonで容易に購入できるようになりましたし、在庫のないものも比較的短期間で取り寄せてもらえるので、あまり洋書を買うと言っても、困ることはなくなりました。自分が学生の頃は、チェスセンターで買うか、銀座のイエナ書店(すでに閉店)など限られた場所にしかチェスの本はなかったので、大変不便でした。
ただ、チェスの本はだいたいB5やA4版が多く、ページ数も多くなると、かなり重量があります。家で読むにしても保管場所も取りますし、厚い本はページを開いておくのに不便を感じることもあると思います。
そこで、洋書のラインナップが豊富なKindleが便利!…じゃないかなあと思ったので、ご紹介しましょう。
Kindleを入手しましょう
Kindleには、
- Amazonで販売されているタブレット端末
- Android、iOSのアプリ
- Mac、Windows用のアプリ
がありますが、スマホやipadなどで見る方法が一番現実的でしょうか。私も、iPadやiPhoneで見ています。Amazonで販売されているタブレットには数種類あるようですが、そちらはKindleストアをご参照ください。
kindleのコンテンツの購入
普通にAmazonで、本を買うように購入できます。例えば、昔私が購入した本ですが、
Beating Unusual Chess Defences: 1 e4: Dealing with the Scandinavian, Pirc, Modern, Alekhine and other tricky lines (English Edition) Andrew Greet著
こちらは、e4プレーヤー向けで、マイナーなディフェンスに対するレパートリー本です。
d4を指す人には、全く必要ないですけど、e4プレーヤーには、内容的にオススメです。
こちらはペーパーバックで買うと、2506円ですが、Kindleで買うと1081円と半値以下です。
どういう形で、値段の差が決まるのか、よくわかりませんけど、古い本や人気のない本だと安くなるんでしょうね。そういう意味では安いからと言っても喜べませんが、チェスの本は全般にKindleが安めなので、チェックしてみるといいですよ!
コンテンツの読み方
買った本は、自動的に配信されるようにも設定できますが、Kindleのアプリを起動して、本をクリックするとダウンロードされます。ダウンロードされたものはチェックがつきます。以下のような感じですね。
私のインチキくさいレパートリーがばれてしまいますが(苦笑)、題名の下の青い点々はどれくらい読んだかがわかるようになっています。
ペーパーと違う点
いいところとしては、
- 複数の本を一つにまとめられる
- 欲しい本がすぐ出せる
- 軽い
などだと思います。ちょっと気になったところや欠点は
- 本によっては、レイアウトがおかしかったり、図がきちんと表示されないものがある
- メニューの目次がきちんと表示されるものとされないものがある(下図のようなもの)
- ハイパーリンクなど、電子端末ならではの機能はあまり生かされていない。例えば、問題集などは、ページを移動したりするのにむしろ面倒くさいものがある。
- いわゆる所有欲は満たされない、友達に貸せない。
まとめ
最近では、チェスの洋書も容易に入手できるため、ありがたみが少ないかもしれませんが、欲しい本が安く入手できる場合や、定跡本など、大会前の移動時間や電車の中で読みたい場合、Kindleはまあまあいい選択肢かと思います。ちょっと心配事としては、電子書籍サービスが終了となってしまう場合でしょうが、Amazonの場合はソニーや楽天のようなことにはならないのでは?と思います。
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