全日本チェス選手権2026 2日目

試合の内容をかくのは久しぶりですが、昨日から全日本チェス選手権2026が始まっております。今年の参加者は67名と昨年よりも厳選した影響で減りましたが、年々レベルが上がり、特に若手の台頭でベテランには厳しい大会となっております。
さて、2日目終わって、トップはただ一人全勝のCM Nakahara選手。IM Kojima選手との全勝対決を制しました。その下に3.5ポイントでIM Nanjo選手、IM Tran選手、Nagataki選手、Togawa選手の5選手が追いかける展開です。まだ大会序盤ですから、明日以降もいろいろドラマがありそうです。自分は2.5ポイント。4Rに黒番でSaito Hiromasa選手とあたりました。最近練習試合をするようになった仲ですが、この試合を解説します。
□Saito Hiromasa(1870)
■Higashishiba Teruomi(1925)
1. c4 e6 2. Nc3 d5 3. d4 Nf6 4. cxd5 exd5 5. Bg5 c6 6. e3 Be7 7. Bd3 O-O 8. Qc2 h6 9. Bh4 Ne8[クイーンズギャンビットディクラインドのエクスチェンジバリエーションですが、最近はやりの手です。] 10. Bg3 Nd6 11. Nge2 Re8 12. O-O Bf8 13. Rae1 Nd7[ここではa5が定跡手ですが特に悪くはありません] 14. Nf4 Nf6 15. f3[普通の手に見えますが、次の手をひねくり出しました。] g5!?[e3のポーンが浮くためナイトがe2に引くことができません。白が少し良さそうですが、形を崩して勝負です。]
16. Nh3 Bxh3 17. gxh3 Bg7? 18. Qg2?[e4!] Nh5 19. Bf2? Bxd4![白としてはビショップを残してe4を突くなどの構想があるためこうしたくなりますが、タクティクスが決まります。]
20. exd4??[とはいってもこうせずにQg4やKh1としてダブルビショップを残す方が良かった。] Nf4[フォークでピースを取り戻します!] 21. Rxe8+ Nxe8 22. Qg3 Nxd3[このd3のナイトが非常に強く、排除もできない配置になっています。] 23. Be3 Ng7 24. Qg4 Qe7 25. Bd2 Re8 26. h4 f5 27. Qg2 f4 28. Kh1 Kf7 29. hxg5 hxg5 30. Qh3 Qf6 31. Qg2 Nf5 32. Ne2??[d4を守ろうとしましたがこれがピースダウンの悪手]
32. … Nh4 33. Qg4 Rxe2 34. Qh5+ Qg6 35. Qg4 Nf5 36. Ba5 Nf2+ 37. Rxf2 Rxf2 38. Bd8 Rf1+ 39. Kg2 Ne3+ 40. Kh3 Qh6+[クインを取らず最短でメイトにしました] 0-1
試合が終わったときは、久しぶりに堅実ないい試合ができたと思ったんですが、解析を入れてみると、怪しいところが結構あって、あるあるな感じでした。浅い解説になってしまいましたが、明日に備えて休もうと思います。おやすみなさい…。







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