世界チャンピオンの賞金額

世界チャンピオンの賞金額

今日は、素朴な疑問に答える記事をChess.comで見つけたので、それを参考に、世界チャンピオンの賞金額を書こうと思います。ちなみに左側が勝者で、カッコ内は勝者の受け取った額です。

  • 1886年 Steinitz-Zukertort 800ポンド(400ポンド)
  • 1935年 Euwe-Alekhine 10,000ドル(10,000ドル)
  • 1966年 Petrosian-Spassky 2,000ドル(2,000ドル)
    額が大幅に減ったのは、チェス界が実質ソ連支配で、内輪でやった結果らしい。
  • 1972年 Fischer-Spassky 250,000ドル(156,250ドル)
    世紀のマッチでお金も集まったようです。テレビの放映権の絡みもあるとか?
  • 1990年 Kasparov-Karpov 3,000,000ドル(1,875,000ドル)
    どうもこの辺りが最高額のようで、ちょうど日本のバブル崩壊の直前ですね
  • 2000年 Kasparov-Kramnik 2,000,000ドル(1,330,000ドル)
    ちょっと額が下がりましたが、Kasparovはチェスでいくら稼いだんでしょうね!
  • 2010年 Anand-Topalov 2,800,000ドル(1,680,000ドル)
  • 2016年 Carlsen-Karjakin 1,100,000ドル?(660,000ドル?)
    ちょっと調べましたが、明確な金額がわかりませんでした。



その時々で、貨幣価値や為替の変化もあるので、一概に言えませんが、とにかくトッププレイヤーに関しては夢のある収入を得られるといっていいでしょう。ただ、一点集中の感があるのがチェスの世界で、トッププロのみ招待されるような大会でも優勝賞金は10万ドルとのことで、GM(グランドマスター)でも安定した収入を得るのは難しいようです。

ちなみに、昨年の全日本選手権の優勝賞金は…50,000円でした。ちょっと生計を立てるのは無理かな(-_-;)

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